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間取り自作のためのツールを紹介!【アプリ不要】

自分で作る間取り
自分で作る間取りシリーズです。
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間取りを自分で作るときに必要なものは?

間取りをつくる方法は大きく以下の3つのパターンに分かれます。それぞれ必要なツールが異なります。

1. 手書き(初級者向け)※オススメ
2.お絵描きアプリを使う(中級者向け)
3. 間取り作成アプリやCADを使う(上級者向け)

1. 手書き(初級者向け)※オススメ

シンプルに手書きする方法です。

必要なツール:間取り用方眼紙、筆記具、定規

2.お絵描きアプリを使う(中級者向け)

手書きに近い感覚で作成できます。レイヤー分けできるお絵描きアプリが必須です。

ちょっとした下準備や設定も必要です。要望あればこの辺もそのうち記事にします。

慣れてきたら手書きからこちらに移行するのもありです。

必要なツール:お絵描きアプリ、タブレット

3. 間取り作成アプリやCADを使う(上級者向け)

間取り作成アプリは検索すると色々出てきます。

CADもJWCADという無料で使えるCADがあります。建築事務所でもめちゃめちゃ使われています。

必要なツール:アプリやCAD、タブレットやPCなど

おすすめの間取り作成方法は「手書き」

私がおすすめする間取り作成方法はズバリ手書きです。

具体的な間取りの作り方は今後の記事で書いていきますが、最初はふわふわっと全体像を書いていきながら、少しずつ詳細を詰めていくような感じになります。

濃淡の調整や、グリグリっと丸を描いたりもしますので、そういう操作がしやすい手書きをおすすめしています。

タブレットで使えるお絵描きアプリも精度が高くなってきていますので、慣れたら移行するのもありですが、まだ完全に手書きと同じ操作感は得られません。

間取り作成アプリやCADなどのデジタルツールは上級者向け

CADをいきなり使うのはハードルが高い、ということは想像がつくと思いますが、手軽に間取りが作れることを謳っているアプリなども、私は上級者向けだと思います。

なぜなら、間取り作成がパズルになりやすいからです。

間取りをいろいろな方法で作ったことがある人にしか伝わらないかもしれませんが、CADや間取りアプリはどうしてもひとつひとつ、形が決まったパーツをパチパチと当てはめるパズルになりがちです。

頭の中だけでかなりの精度で組み立ててからアウトプットできる上級者であれば、おすすめできる方法です。

間取りの手書きに必要なツール【かたちから入ろう!】

間取り用方眼紙

各種ショッピングサイトで「建築用間取り図」で検索してみて下さい。

多くの方が木造で検討していると思いますが、木造なら普通の1cm角の方眼紙ではだめです。

木造は昔ながらの尺貫法で全てのサイズ感が決められており、簡単に言うと長さのカウントの基準単位が910mmとなるからです。

間取りは基本的に実際の1/100のスケールで書きますので、910mm→9.1mmとなりますが、間取り用方眼紙は1マスがこの9.1mmになっています。

なお、RC造(鉄筋コンクリート造)ならそういうのはないので、1cm角の方眼紙でOKです。

筆記具

筆記具で必要なのは以下のものです。

・0.7mmか0.9mmの製図用シャーペンと芯
・消しゴム(軽い力でよく消えそうなやつ)
・フリクションシナジーノック04(0.4mm)か03(0.3mm):黒か紺
・フリクションカラーズ:黒か紺←必須ではない

0.7mmか0.9mmの製図用シャーペンと芯

正直言って普通のシャーペンでも全然いいんですが、かたちから入るために製図用、しかも太い芯を推奨しています。

製図用のシャーペンは重たいので軽い力でふんわり書きやすいのと、太い芯にすることでより濃淡をつけやすくなります。

消しゴム(軽い力でよく消えそうなやつ)

普通の消しゴムでOKです。

たくさんつかうのでよく消えるやつを選びましょう。

フリクション2種類

フリクション2種類はどちらも清書用ですが、絶対間違えるので消せる方がいいという実用面から選んでます。

フリクションシナジーノックにしたのは、製図用の細い水性ペンがあるんですが、一番それに書き味が近いからです。

フリクションカラーズでは壁を書きます。

普通のボールペン、普通のサインペンでもなんとかなります。

定規

普通の定規で20cm程度あればOKです。

三角スケールは不要です。

これから作成する間取り図のイメージ

ここまでで道具は全て揃いました。

実際にこれらを使って、こんなイメージの間取り図が書けることを目指していきます。

フリクションカラーズ(サインペン)がない場合、壁はなくても大丈夫です。

目的は以前下記の記事に書いた通りですので、体裁は必須ではありませんし、着彩も目指しません。

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いよいよ次回から、具体的な間取りの作り方を解説していきます!

※最終的には設計者から提案される間取りと比較します。
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